第三章 初心者に教えたい損切りのお話

謎の人物

「そこのお兄さん!」

 

声をかけてきたのは、前歯が一本欠けている親父。

 

この親父を歯抜け親父と呼ぶ事にした

 

いかにも胡散臭そうなその顔は、YJJのコインを鋭い目でジッと見つめていた。

 

歯抜け親父

「お兄さん、ちょっとちょっと!そのコイン、よく見せてくれない?

 

いや、俺はさ、ちょっとした質屋の御曹司でさ。歯抜けホールディングスの

 

二代目なんだ。え、なに?そんなグループ知らない?

 

そうだよね。自営業だからね。ニヤニヤ。

 

なんか今日は面倒臭い人によく当たる日だ。

 

しかし、この歯抜け親父、いかにもな顔をしているが、客商売をしているだけ

 

あって何となく安心感がある。

 

しかも、この親父。

 

 

 

捨てられたチワワのような目でこちらを見つめてくるので

 

 

 

何となく可哀想になって、コインを渡した。

 

すると、親父の目が光った。

 

歯抜け親父

「お兄さん、このコインどこで手に入れたの?これは本物だ。

 

良いコインだよ。もしお兄さんが現金に困ってるんだったら、俺がこのコインを

 

3,000円で買うよ!悪い話じゃないだろ?」

 

YJJ

「3,000円?冗談はやめてくださいよ〜。そんな安値で売れませんよ。

 

僕がそんじゃそこらの素人だと思って吹っかけてこないで欲しいな。」

 

歯抜け親父

「おっと、これは失礼しました。おたくも同業者なのかな?

 

でも、このコイン、どうしても欲しいなあ。5,000円でどう?」

 

YJJ

「私を舐めないでもらいたい(ややおこ)」

 

歯抜け親父

「ご、ごめんよ!じゃあ、7,000円でどうだい?」

 

YJJ

「私をお金に困ったデイトレーダーみたいに値踏みしないで欲しい(おこ)」

 

歯抜け親父

「あ〜〜〜、分かったよ!じゃあ、8,000円でどう?

 

これが本当に限界だ。」

 

YJJ

「・・・・・・。では、マネー不成立で」

 

5,000円で買ったコイン、8,000円で売っても十分に利益が出るはずなのに、YJJは

 

首を縦に振らなかった。それはなぜか?

 

本質的価値が10,000円である事を知っていたからである。

 

YJJはその後ホテルに戻った。

 

 

続く

 

 

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コメント
続き気になってますw
YJJかっこいいですね。
  • maa
  • 2017/06/29 4:36 PM
maaさん

違いが分かる男ですから!
ニヤニヤ。
  • ヤリ手ジジイ
  • 2017/06/29 5:14 PM
コメントする








   

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